2021年3月卒業生(10人)の保護者の声

1年8か月を振り返って   H.A の母

  のざるの入会のきっかけは、5年生の運動会で、お友達がリレーの選手に選ばれたことでした。そのお友達はのざるに入会して足が速くなったと聞いたようで、運動会が終わってすぐ、自分からのざるに入りたいと言ってきました。運動があまり得意ではなかったですし、その頃土日はゲームばかり、親と公園で遊ぶ年頃でもなくなっていたので、私も大賛成で体験後すぐに入会することを決めました。

 最初は毎回楽しく通っていましたが、遊びの延長のように縄跳びや、鉄棒などをやっていたので、当たり前ですがいつまでたっても上達せず、本人もやる気がなくなって、真面目に練習せずに叱られてふてくされるようになった時期がありました。その時、コーチの話を聞き、親である私自身も怠けていたし、親子共々変わらなければいけないと感じました。それから、練習をなるべく見に行くようにすると、こどもは張り切って練習し、私も練習を見る事によってアドバイスできることがあったりと、親子で少しずつ努力し、結果縄跳びや鉄棒も上達していきました。練習を見に行くと、大会に出た時の結果や記録だけに捉われることなく、それまでの練習の努力や課程も含めて頑張ったねと言ってあげられるのがいいと思います。

 のざるは色々なスポーツにチャレンジするので、不得意な事は出来たときの達成感を、得意な種目では自信が身に付くことを実感しています。大会にも積極的に参加して頂けるので、親子で緊張感や喜び悔しさをたくさん体験できるのが魅力だと思います。

 のざるのおかげで小学5、6年の大切な時期に、たくさんの時間んを親子で過ごすことができたことは私の宝物になるのではないかと思います。厳しくも優しく親子でともに努力する楽しさを教えてくださったのざる先生、たくさん褒めて応援していただいた保護者の皆様、仲良くしてくれたお友達のみなさん、本当にありがとうございました。

 

のざるとの出会いは一生の宝物   R.K の母

 鉄棒、うんていにぶら下がることもできない、登り棒に登れない、走るのも苦手、スポーツテストもC,Dそんな運動苦手な我が子が「のざるキッズSC」と出会ったお話。出会いは息子、小2、娘小4の時、校庭開放に遊びに行った際、活動されていて、急遽体験させてもらったのがきっかけです。運動が出来ない我が子達の姿にのざる先生がとても驚いたのは今だから笑える話。外遊びが少ない中、1つの競技に特化するのではなく、様々なジャンルのスポーツを混ぜ、基礎体力作りや運動神経を向上させる、楽しく体を鍛えるSCに魅力を感じ入会しました。子供時代に体を作るのは一生の財産だとのざる先生から聞き、ゴールデンエイジの時期に運動をしたか、しなかったかによって将来の運動能力が変わることを知りました。のざるに入会してからの子供達は、苦手なことを一つ一つ克服し、出来る楽しさを知り、運動が大好きになりました。走ることが苦手でしたが、長距離が好きになった事、球技が上達、スポーツテストがAになった事など、入会前とは驚くほど違います。活動を通して沢山の失敗を乗り越えることで得られた自信、仲間とともにワンチームで困難を乗り越える経験をしたことで絶対に目標を達成するんだという気持ちが芽生え、粘り強さ、最後まで諦めない心、自分を信じる勇気が身につき、心と体の両方が育ち成長する事ができました。以前、ドッジボール大会で、強豪チーム相手に最後の一人になっても、速いボールにも逃げずに捕りに行く姿、気持ちでも負けていない立ち向かう勇姿に大変成長を感じました。また、年上、年下の多学年との交流により思いやり、リーダーシップ、社会性、協調性も学びました。のざるをきっかけに運動だけではなく勉強もどちらも一生懸命取り組むようになり、のざるで学んだ日々は一生の宝物です。沢山の感動と代えがたい充実した時間を過ごせ本当にありがとうございました。あの日の必然の出逢いに感謝しております。

 

T.T の母

 前略

 のざる5周年記念、誠におめでとうございます。これからも更なるご発展をお祈りし、恐縮ではありますが我が家とのざるの活動についてご紹介させて頂きます。

 息子がのざるを始めたのは2018年小学4年生の秋でした。きっかけはのざる先生に「T.T君、陸上大会に出てみない?」と声を掛けられ、小さい頃から足は速いほうだった彼に話すと了承、練習に体験で参加する様になりました。

 大会の成績は残念に終わりました。この体験を通じてただただ悔しく、帰りの道中目も合わせず一言も喋らなかった事を覚えています。それから少し期間が空きましたが(笑)私はのざるに入会して、仲間を作って楽しく運動が出来れば良いなと思っていました。

 その冬、クリスマス会に誘って頂き、また参加する機会がありました。ここで改めて練習が楽しかった事を思い出し興味が湧き、入会することになりました。

 のざるの活動は一年間で駅伝、マラソン、ドッジボール大会、相撲大会、陸上大会では幅跳びやジャベリックスローなど様々な競技に出場します。チーム内では縄跳び検定もあります。雨でトレーニングが中止になる場合もありますが、暑くても寒くても週3回練習に行く。そしてのざる先生は一人一人しっかりと記録を取り能力を見極め適切なアドバイスを伝えてくださったり、また遠足やイベントを通じて仲間同士が共有できるツールも沢山あります。

 私は親子共に成長を感じられる、こんなにいい意味で中身が濃いスポーツクラブを他に知りません(いい方)。運動を通じて体力は確実につくし、頑張っている自身の実感を得られ自信へと繋がっています。

 のざる先生そしてクラブの皆様、いつも本当にありがとうございます。

 今のこの気持ちを忘れずに、これからものざるを応援しています。  敬具

 

K.T の母

 のざるキッズスポーツクラブに入会して三年と六ヶ月になります。

 柔道と水泳を習っていたのですが、全然痩せず、その当時、柔道の技をかける時も動きがにぶく、子供の事で悩んでいた時に、のざる先生に声をかけてもらい、入会しました。

 のざるに入会していなければ、きっと体重も百キロになっていたんじゃないかと想像します。

 一人で走るより、仲間と一緒に走ったほうが、がんばれるし、努力ぎらいでも、メニューに従って、少しでも家で体を動かす事が大事と子供を見て思います。本当は、メニューを毎日やってほしかったかな!

 毎日やってれば、親心として、もっとイケメンになっていたかも・・・笑

 それと、毎月、四字熟語と、その意味を書いてあるプリントをもらうのですが、私は、四字熟語好きです。のざるの活動がある時は、全員で読んでいるので、為になります。

 大会も沢山出場させてもらい、のざるに貢献できればもっと良かったのですが、いろんな事を学ぶ事が出来て、本当に良かったと思います。

 イベントも沢山あり、親子で活動する時間も作ってもらい、その時、その時のいい思い出ができると思います。

 最後になりますが、のざるキッズスポーツクラブに入会して、親も子供も、のざる先生始め、仲間がお互いを支えあう場所だと思います。

 のざるを卒業する前に、親として感じたことです。

 

のざるキッズスポーツクラブでの経験   M.M の母

 息子が初めて「のざる」を体験したのは、五年の秋でした。友達に誘ってもらって参加し、練習後は、みんなで遊べたことも楽しかったようでした。

 もともとサッカーをしていたので長距離を走るのは得意で、冬に長距離走をして、速い方だったのが自信につながったようでした。走ることだけでなくほとんど経験のなかった縄跳びや鉄棒も練習し、二重跳びが連続二十回できた、と報告してくれました。鉄棒の逆上がりも先生からできるようになったことを伺い、本人に確認すると、嬉しそうに「そうだよ。」と言っていました。

 「のざる」に入る前は一人で外を走って満足していましたが、みんなと走ると「ペースが速くなる。」とみんなで走る利点や楽しさを知ることが出来たようです。

 また、コロナ禍で遠足や運動会、修学旅行など学校の行事が悉くつぶれてしまいました。

でも、「のざる」の仲間たちと「としまえん」や「キッザニア」に行け、楽しい思い出ができたと思います。

 息子には、年の離れた妹がおり、私(母)が妹の世話ばかりで、「のざる」の活動には全く貢献できませんでしたが、のざる先生や、他のお母様、お父様方に見守られて一年以上さまざまな経験をさせていただきました。本当にお世話になり、ありがとうございました。

 

J.K の母

 親の勧めで5年生の2学期にのざるに入会した娘。特別運動が好きでも得意でもありませんでしたが、辞めたいと一度も言うことなく、6年生の最後まで続けることができました。最初は皆と一緒に思い切り体を動かせることが楽しい、それだけが理由だったと思います。でも数々の大会に向けて練習を重ねていくうちに、目標に向かって頑張ること、達成することの楽しさを覚えたようです。印象に残っているのは、入会して3ケ月目に出場したエスビーの3キロマラソン大会。タイムより走り切れるか親としては心配。とにかく親子で練習しかない!決められた自主練メニューではなかなか成果が出ず、のざる先生に相談して毎日3キロ走る練習をしました。苦しさと思う様に走れない悔しさで半泣きになりながら走った日もありました。そして本番。練習を始めた頃、歩いた方が速いくらいのペースだった娘は半分近くタイムを縮め完走。

 「楽しかった、まだ走れる。」と話した娘がとても頼もしく、成長を感じました。

 いつも練習から帰ってくると、疲れた~と言いながら充実した表情を見せる娘。貴重な時間を過ごしているんだなと思っています。

あと少しで中学生。のざるでの経験がきっと彼女の人生にプラスになると信じています。のざる先生を始め、支えて下さった皆様、本当にありがとうございました。

 

K.N の母

 のざるには4年生の7月からお世話になりました。ある日突然のざるの見学に行ってくる!というので、最初はのざるって何?というところからでしたが、運動自体そこまで好きでなかったはずの娘が何故か入る!というので、お世話になることに。この時点で、娘のスポーツテストの判定は「D」でしたが、ここから毎週のざるに通い、楽しく、時に厳しくして頂き、スポーツ判定「B」まで成長しました!のざるでは一年の中で様々なイベントがあり、毎回楽しく参加させて頂きました。保護者同伴で行けるのも多く、お母さん達のコミュニケーションも大切にしているチームだと感じます。また、チームで参加する試合も多く、マラソン大会、ドッジボール大会、陸上大会など、とても良い経験ができました。結果はともかく、チームで参加する事の大切さや、集団行動の大切さ。仲間が活躍している姿を見られるのはとても貴重だと思います。そして、何より、運動の苦手だった娘が毎週練習に参加することができたのは先生をはじめ、見守りのお母さま方、仲間たちのおかげです。本当にありがとうございました。先生には、自主練をすすんで出来ないことでご迷惑をお掛けし、相談にものって頂き、とても感謝しています。練習には毎回楽しみに仁行くのに、どうして自主練はできないのか、最後まで謎でしたが、本当にお世話になりました!

 親子共々、楽しく過ごすことができました。

 

S.M の母

 入会したきっかけは「のざるっていうのがあるみたい。気になるから行ってみたい」と言う子どもの一言でした。私も『のざる』という名前が妙に気になり体験させてもらえるようにしました。姉妹で体験させてもらうと「楽しかった!やってみたい!」とすぐに入会を決めました。私の目から見ても、のざるの子ども達の元気いっぱいかけまわるのざるという名前がぴったりの姿があり、身体をおもいきり動かせるよい機会だと思い、入会をすすめました。それから速いもので三年五か月、卒業が目前となりました。日々の練習を見てきて、色々な所へ応援に行き、一緒に楽しみ喜び悔しい思いも共有してきたので、感慨深いものがあります。子ども達が興味を引き、楽しみながらもしっかりと身体を使える練習内容を日々考えていただいていることにより、入会当初から楽しく参加しています。その中には厳しさもありますが、私はそこも好きです。日々の練習に参加し、はじめはできなかったことも出来るようになってきたことを子ども自身が実感し自信となり、私の喜びとなっています。また、のざる先生にほめられ、保護者の方々に「よかったよ。いいね」と声をかけていただけたことで自信・意欲・頑張る力となり、多くのことがプラスに働き大会で入賞しメダルをもらえることも出来ました。陸上大会やマラソン大会などの経験はとても大きな成長につながりました。リレーやドッジボール大会ではチームワークや責任など、個人種目では味わうことの出来ない楽しさや喜びを感じることができました。また、学年を越えて仲の良いのざるのこども達。仲間の大切さも日々学んでいます、。練習することで身体が強くなり、カゼもほとんどひかなくなりました。暑くても寒くても雨でも雪でも、どんな時でも楽しく練習する。これぞのざるですね。のざるは先生、子ども達、保護者が一丸となるステキなクラブです。そこがより子ども達と一緒に成長出来ると感じるポイントです。

 のざると出会い、沢山の経験を積むことができ、思い出も増えました。卒業は親子共々寂しいですが、これまでの経験を活かし何事にもチャレンジしていって欲しいと思います。本当にありがとうございました。

 

K.M の母

 のざるキッズスポーツクラブには、娘が2年生の頃からお世話になっています。

 クラブのことを知ったのは、毎年学校で行われるスポーツテストの結果の悪さが気になっていたときでした。水泳を習っていたので普通に運動ができるものだと思っていたのですが、見学・体験に参加させていただいたときに自分の目を疑いました。のぼり棒は登れず、鉄棒にも一定時間ぶら下がることができない、逆上がりも縄跳びの二重跳びもできず、できないことばかりでした。娘はできないながらにも体験が楽しかったようで入会させていただきました。

 のざるキッズスポーツクラブの活動では普段の練習の見守り、親子遠足、大会に向けての自主練習など、親子で参加したり取り組むことが多くありました。親子遠足では楽しい思い出ができたり、練習では苦手なこと、出来るようになったことを知ることができました。寒い日、暑い日など自主練習に付き合うことに大変さを感じることが多々ありましたが、それ以上に初めて縄跳びの二重跳びや鉄棒の逆上がりができたときは、とても嬉しかったです。嬉しそうな顔は今でも忘れられません。このように親子で喜びを共有できたのは、親子で取り組む機会を作っていただいたからでした。入会させてもらってから、個人競技の陸上大会、団体競技のドッジボール大会や駅伝大会。私は団体競技のドッジボール大会と駅伝大会が印象に残っています。ドッジボール大会では、みんなの気持ちが一つになり「チームのざる」で戦えたこと。駅伝大会では同じチームのメンバーに襷をつなぐため一生懸命走る姿にとても感動しました。チームメイトと気持ちが一つになるという、とても素晴らしい経験をさせていただいたと思います。このような素晴らしい経験や楽しい思い出をたくさん作ってくれた「のざるキッズスポーツクラブ」には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

 

のざるのはじまり   M.W の母(のざる先生)

 今から6年前、子どもたちは剣道から転向し、私の指導の下、基礎体力クラブを始めました。次男3年生、長女1年生。長男は中学受験真っ只中でした。当時は剣道の仲間と一緒に第一公園でアスレチックをやったり、体育館を取って、チャンバラなんかもやっていました。まだ、子どもたちは幼く、逆上がりも縄跳びも満足にできませんでした。しかし、仲間と競い合って続けていくうちに、どんどん上達し、めきめきと体力もついていきました。

 そこで、わんぱく相撲に初めて出場することにしました。次男、4年生、長女2年生でした。次男のグループはとても人数が多く、予選通過はできませんでしたが、長女は、3位まで勝ち進むことができました。

 次は陸上大会に次男とその友達とで、走り幅跳びと60m走に出場しました。体験するだけのつもりが、走り幅跳びで第3位。想定外の入賞でした。遊びに行っていない次男の代わりに、長女が表彰台に立ち、メダルと賞状を受け取りました。

 これが、私の「のざるの指導」の原点となり、剣道とは関係なく、基礎体力運動でやっていこう!と決めたきっかけでした。

 最初は、うちの子二人と長女の友達2人との4人でスタートしました。始めてすぐに出場した湾岸マラソンでは、次男3位。次に出場した板橋シティマラソンでは次男6位、長女はなんと1位で兄妹揃って表彰台に乗りました。その後も出る試合ごとに結果を出し、その勢いは止まらず、うちの子以外の子どもたちにも波及していきました。その度に、保護者の方と喜びを分かち合い、それが本当に嬉しかったです。

 このことが、小学生のうちは基礎体力を付けることが一番大事という確信になり、人も増え、今ののざるになっていきました。

 人が増えたことで、それまでの指導ができなくなり、悩んだ時期もありましたが、新たに保護者の方と連携を取る指導に変えていくことで、これまで通りの結果や成果を出せるようになりました。

 私は指導者として、保護者の方に言っておきたいことがあります。それは、子どもとの時間は有限だということです。必ず終わりが来ます。それも意外と早く。仕事と家庭と子育てと皆さん忙しいのが実情です。それを理由にお子さんとの関わりを誰かに委ねてしまっていないでしょうか。ここは一旦立ち止まり、お子さんが生まれたときの親になった時の気持ち、日々の成長を願っていた頃を思い出してほしいと思います。

 小学生は親が関われる最後の時期です。その後は、子どもたちは自立の道を歩みます。ですから、そんな時期に親子で共有できる時間は貴重です。願わくばそれは、喜びや感動の共有であってほしいと思っています。私は自分が子どもだった時の記憶を、できるだけ再現することに力を注いでいます。のざるは、私の子ども時代そのものといっても過言ではありません。

 ですから、そこで出会った親子たちには、きらきらした思い出をたくさん作って、幸せになってもらいたい。そんな思いで、今も変わらずのざるを愛して止まない日々を送っています。

 私自身もまだ、皆さんと一緒にそんな思いを持って、子どもたちと一つ一つ思い出を作り上げている最中です。